香港で連珠協会発足のきざし
福井 暢宏
2025年7月5日 13:21
こんにちは。RenjuPortal開発者の のぶ です。
澳門の宣然さんから、香港の連珠協会発足に向けて動いている話を聞きました。その母体となる団体は、香港のボードゲーム会社「Capstone」です。宣然さん経由で連絡先を教えてもらい、代表のEdwardさんと妻のRachelさんとお話をしてきましたので、どのようなきっかけで連珠に興味をもたれたのか紹介したいと思います。
どのような会社なのか
事業内容については多角的に行われているとのことで、AIを駆使して調査した内容と私が聞いてきた内容と合わせて紹介します。
1. Capstone
2007年に設立され、当初はヨーロッパや北米のボードゲームを香港で販売することを事業としていました。その後、自社ブランドのゲーム開発にも着手し、製造販売を行っているそうです。
Capstoneは香港に2つのボードゲームカフェを運営しており、銅鑼湾店と観塘店があります。
2. 香港桌上遊戲教育學
2022年に設立された香港の教育機関で、ボードゲームを教育に取り入れることを目指しています。前身は「Capstone Boardgame Education」で、10年以上にわたりボードゲーム教育の研究と実践を行っています。主に幼稚園、小中学校、特別教育機関、高齢者サービスなどを対象に、感情カウンセリング、社会技能開発、創造性トレーニングなど多岐にわたるプログラムを提供しています。1,000種類以上のボードゲームを所蔵し、革新的な教育手法で教育効果を高めることを重視しています。
3. 香港創新智力運動協會
2022年に設立された非営利組織で、香港における創新智力運動の発展を促進することを目的としています。創新智力運動とは、ボードゲームや戦略ゲームを競技として位置づけ、智力と戦略を競うスポーツの一種を指します。この団体は、特に若者や地域社会に対して、こうした競技の普及と教育を通じて、認知能力や創造性を高める機会を提供しています。
6月28日、29日にはボードゲーム「Splendor」の大会を開催し、中学生の部は130名以上の参加者がいたそうです。
連珠に取り組み始めたきっかけ
今年、代表のEdwardさんは澳門に学校訪問をしに行ったときに、宣然さんと出会ったそうです。宣然さんと話をするなかで、連珠はすぐにルールを覚えれるので、教育機関などで普及しやすいと感じたとのことでした。現在はオンラインで宣然さんから毎日連珠の授業を受けているそうです。
また、6月22日には宣然さんが香港におもむき、Capstoneで交流会が行われたそうです。RIF(Renju International Federation: 国際連珠連盟)への加入も検討されているそうで、もし、香港がRIFに加盟となれば久しぶりの新規加盟国となります。
今後の可能性
ボードゲームを教育の現場で実践されている長年の経験を元に、連珠がどのように活用されるのかとても興味深いです。私自身ももし教育機関と関わって連珠を広めていくとなると、どのようにアプローチしたらいいのか分からないので、機会があれば見学もしてみたいです。
香港で協会が発足したら、多数の連珠プレイヤーが輩出される未来も近いのかもしれません。連珠を通じて一手一手を考える楽しさと人と人とのつながりの素晴らしさを、香港の多くの人に体感してほしいです。私も微力ながら、連珠の普及に協力できればと願っています。
訪問後は中華料理屋でご馳走になりました。突然の訪問にもかかわらず暖かく迎えてくださりありがとうございました。

福井 暢宏